VirtualBoxをインストールしてCentOS7環境を構築・前編
VirtualBoxってご存知でしょうか?自分のパソコンに無料で仮想環境を作ることができる便利なツールです。これを使えばwindowsパソコン上で簡単にLinux環境を作ることもできます。
今回はVirtualBoxをインストールして、Linuxディストリビューションの1つCentOS環境を構築したいと思います。
環境情報
ホストOS:windows7
仮想環境:CentOS7
VirtualBox:バージョン5.2.8
CentOS7をダウンロードする
今回の環境構築ではCentOSをダウンロードするのが一番時間がかかります(大体30分~1時間くらい)。なのでVirtualBoxインストール前に先にダウンロードを開始しておきましょう。
公式サイトからダウンロードします。
Get CentOS NOWをクリックします。
DVD ISOをクリックします。
CentOSをダウンロードできるサイト一覧が表示されます。
Actual Country(訳:現在の国)以下にあるものならどれでもよいのでクリックします。するとダウンロードが始まります。終わるまで時間がかかるのでその間に仮想環境を作ってしまいましょう。
VirtualBoxをインストールする
公式サイトからVirtualBoxをダウンロードします。
Download VirtualBox5.2(執筆当時)をクリックします
するとページが切り替わるのでWindows Hostsをクリック。するとダウンロードが始まります。
ダウンロードしたインストーラーを実行するとset up画面が表示されます。
Nextして進みましょう。
インストール先を決めます。今回はこのままでいくのでNext。
アイコンとかショートカットとかどうする?のような設定。
こちらもこのままNext。
インストール中に一時的にネットワークが切れるが大丈夫か?という問いかけです。こちらはYes。
いざInstall。
インストール中。ここでoracreから色々インストールするか聞かれた場合はインストールして進みましょう。
インストール完了です。チェックがついているのを確認してFinish。
無事にVirtualBoxが起動しました。
デスクトップにショートカットも出来ていると思います。
仮想マシンの作成
仮想環境を作りましょう。
左上の新規をクリックします。
すると作成する仮想マシンのOSを選択する画面が表示されます。
名前は好きなものでいいです。インストールするOSの名前だと今後仮想環境が増えた時にわかりやすいのでとりあえずcentos7と入れました。
タイプはLinuxを選びます。バージョンについて、CentOSはRed Hat系なのでRed Hatを選びます。自分のパソコンは64bitなのでRed Hat(64-bit)を選択。
※バージョンに64bitが表示されない場合があります。解決策についてはこちらに記事を書いているので参考にして下さい。
仮想マシンで使用するメモリーサイズを設定します。後からも変えられるのでとりあえずそのまま次へ進みます。
ハードディスクについては新たに作成するので「仮想ハードディスクを作成する」を選択して作成。
書いてある通りそのまま「VDI」にチェックがついた状態で次へ。
こちらは「可変サイズ」で次へ。
仮想環境で使うサイズを指定します。デフォルトのままで作成します。
仮想マシンが作成されました。
次に続きます。
VirtualBoxをインストールしてCentOS7環境を構築・後編