【AWS】リージョンとは

資格取得のためAWSの勉強を再開しました。アウトプットをして知識を整理するために、今回はリージョンについて書きたいと思います。

リージョンとは


リージョンとは「地域」や「領域」という意味です。公式では

「AWS にはリージョンという概念が存在します。これは、データセンターが集積されている世界中の物理的ロケーションのことです。」

と説明しています。AWSは世界各地にサーバーを置いており、それぞれをリージョンという単位で呼んでいます。例えば日本には「東京リージョン」があります。下の画像は各地にあるリージョンの位置を示しています。ちなみにこちらから最新のリージョン一覧を閲覧できます。

見ての通りリージョンは地理的に離れているため、どこかで障害が起こったとしても他のリージョンには影響がありません。例えば複数のリージョンで同じシステムを構築しておくことで、あるリージョンで障害が起こってしまっても他のリージョンに切り替えることで高可用性を実現し安定した運用が可能となります。

リージョンはマネジメントコンソールの右上にあるプルダウンから切り替え可能です。他のリージョンを選択すると数秒でリージョンが切り替わります。(画像では東京リージョンを選択中です)

 

 

どのリージョンを選ぶ?


日本に住んでいればとりあえず東京リージョンを選んでおけばいいと思いますが、実はリージョンによって提供している機能が違います。使いたいサービスが東京リージョンで使えなかったということも可能性があるので事前にリージョン表で提供しているサービスを確認できるの参考にしてみてください(東京リージョンはほとんどサービスが使えるので問題ないと思いますが)。

また、リージョンによりEC2インスタンスや転送量の料金が違います。そのため例えば利用サービスの料金が安いリージョンにシステムを構築するという選び方もできます。その他にも物理的に離れた場所のリージョンを選ぶことで応答時間に影響が出ることもあるため注意が必要です。

ということで調べてみると色々と選択肢があるリージョン。とりあえず東京リージョンを選んでもいいですし、慣れてきたら他リージョンも気にしてみるといいかもしれません。

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  • 1986年生まれのjavaプログラマー。28歳の時に7年働いた販売士からプログラマーに転職をする。常駐先を転々としながら日々生きています。