アジャイルを追うのを辞めました

去年「カイゼンジャーニー」を読んでからアジャイル開発というものに興味を持ちました。これをしていない現場はだめだとかよく耳にするようになり自分もやってみたいと思うようになりました。

普段はSEからもらった詳細設計(のようなもの)を見て不明点を確認しながら開発をしているためアジャイルのアの字もないのですが、いつアジャイルが始まってもいいように本を読んだりして手法を学んでいました。しかしこの辺でその勉強をいったんストップしようかなと思います。

現状不要な知識だった


私は客先常駐プログラマーです。どっかで知らない人が仕様書を書き、それが回りまわって自分が開発をするような状況です。常駐先の方針としても極端な言い方をすれば「設計書を作ってあとはニアショアに任せる」ような感じです。自社ならまだしも常駐先の方針を変えるということは今の私には不可能です。現場の人たちもアジャイルに興味はありますが、上を動かすまでにいっておらず変わるのは難しそうです。つまりアジャイルを勉強しても実際に取り組めない状況では優先順位が低い知識ということになります。

さらにアジャイルが本当に今必要なのか?ということもあります。今の開発手法は見積を出して予算をもらい売り上げを上げているため言われたものを言われた予算内で完成させるという点(早く終われば売り上げUP)と数をこなしても売り上げが上がるのである意味合理的です。会社の売り上げという面でみれば合理的に見えるためその辺の変化は現状欲していないのかもしれません。

今後の目標


ということでアジャイルの勉強は一旦ストップし、今後は個人開発をしていきたいと思っています。具体的にはiOSのアプリを作ってリリースまで持っていきたいと思い勉強中です。

その中でテスト駆動開発とかドメイン駆動開発とか自分なりに取り入れて試してみたいと思います。

アジャイルは実際に仕事で使うようになってからまた勉強をし直そうと思います。

soon
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  • 1986年生まれのjavaプログラマー。28歳の時に7年働いた販売士からプログラマーに転職をする。常駐先を転々としながら日々生きています。