ギターを弾き始めた理由
私は中学3年生の時、高校の入学祝いとして親からアコースティックギターを買ってもらいました。なぜギターを弾くようになったきっかけはいくつかあるのですが、よく珍しいと言われるので書いてみます。
きっかけ①ギターフリークス
ギターを弾くようになった一番のきっかけはギターフリークスというゲームの影響です。バンドを組んでライブハウスで演奏していたのですが、ギターを弾くきっかけがゲームと言うと珍しがられます。当然ですがギターフリークスが出来るからといってもギターは弾けません…。
私が中学生の頃は友達と遊ぶといえば麻雀をするかニンテンドー64かプレステのゲームをすることでした。そんな時、きっかけは忘れましたがギターフリークスが友達の間で流行っていきました。
私の地元にはゲームセンターがないのでみんなゲームを買って自宅でやっていました。専用コントローラーを持っている人も少数いましたがだいたいはプレステの普通のコントローラーで連打していました。
PS2でギタドラが出たときも買って続けました。今思うとなんであんなにはまったのかわかりませんが友達の家に遊びにいくと「とりあえずやるか」といった感じでギターフリークス。後ろでは麻雀みたいな感じでした。
でよく遊びに行っていた友達の家にお兄ちゃんが置いて行ったというアコースティックギターが置いてありました。友達は楽器なんて誰一人弾けないのでそのギターは空気のような存在でしたが私には妙に存在感がありました。そしていつしか「自分がこっそり弾けるようになったら友達を驚かせることができるのではないか」と考えるようになりました。
きっかけ②父親の友達が教えてくれた
ギターフリークスの影響でギターを弾きたいなと親に漏らしていたところ、父親の同級生で地元で飲食店をしていたおじさんが「教えてやるよ」と言ってくれました。そこで時間がある時にお店の休憩時間におじゃまして習っていました。
そのおじさんはサザンオールスターズが大好きでよくアコギで弾き語りを披露してくれました。「カッティングはフィーリングだ」といって譜面通りに弾かせてくれなかったり(そのせいで後々苦労した)「ギター弾くならギターの神様を知らないとな」といってエリッククラプトンを教えてくれたり、文化祭でライブをすることになった時はエレキギターとアンプを貸してくれたりと色々とお世話になりました。もしかしたら今日までギターを続けているのはこのおじさんが最初に色々教えてくらたおかげかもしれないですね。
今思うと習っていたというより友達の家に行ってギター話をしていたような感覚ですが、このおじさんが教えてやると言ってくれていなかったらギターを弾いていなかったかもしれないです。
きっかけ③当時の彼女が吹奏楽部だった
中3で初めて彼女が出来たのですが、あまり共通の話題がありませんでした。彼女は吹奏楽部だったので音楽に詳しいのですが、それなら自分も楽器を弾ければなにか話題が出来るのではという理由も少なからずありました。
結局ギターを始めてもそこまで話題のひとつくらいでした。一度地元のライブに観に来てくれたこともあったのですが「音量がずーっと一緒だったね」と一言だけでした。この彼女はこの後音大に進学するので素人のギターにはあまり興味がなかったのかもしれないですね。ただギターを始める最後の一押しにはなったように思います。
現在
ここ数年は気の知れたメンバーと月に1~2度スタジオに入って曲作りをしています。ライブはしていませんがこんなにギターを続けるとは思ってもいませんでした。
長く続けているわりには一向に上手くなりませんが、ストレス解消にもなるしギターと出会えてよかったです。