プログラマーデビューに失敗した人へのアドバイス

求人をみているとコロナの中でも未経験可が多く、さらにyoutubeやブログでも「プログラマーおすすめ!」とか「スクールに行って年収〇〇円!」みたいなことをよく見かけます。そういう道もあり得なくはないので嘘ではないと思いますが、プログラマーとして働いてみると「思っていたのと違う」と言って去っていった人も現実で何人も見てきました。

今回は現役プログラマーの立場から、『プログラマーとして働き始めたけど最初の会社(現場)ですぐに契約(首)を切られてしまった』場合を想定してアドバイスみたいなことをしたいと思います。

 

 

まず、人によって現場も向き不向きがあることを覚えておきましょう。Aという会社で常駐した時は評価がぼろくそでもBという会社に行くと歓迎されるという例はめちゃくちゃよくあります。最初の現場が自分で上手くいかなかったと思って落ち込んでしまった場合でも「次のところは上手くやろう」という切り替えは大切です。

 

とはいえ、なぜ契約(首)を切られたか出来る限り情報を集めましょう。例えば本人の能力に問題がなくてもプロジェクトお金が尽きてしまいメンバーを減らさなければならないこともあるからです。それを自分の能力不足と認識違いをしてしまい落ち込んでしまうのは意味がありません。その判断をするためにも理由を知ることは大切です。また自分の能力不足が理由だったとしても今後自分がどうしていけばいいのかヒントが出てくると思います。そういう理由を聞くのは恥ずかしかったり難しかったりすると思いますが今後のためにも出来るだけ聞きましょう。

 

そして自己分析をしてみましょう。例えばプログラマーをやっていて「自分に合わなかった」と思った場合、何がどう合わなかったのか分析しましょう。言われたものしか作れないのがストレスなのか、プログラミングが上手く出来なくてストレスなのか、テストばかりで開発が出来ないのがストレスなのか。こういうことを考えてみるだけで頭の中が整理され、自分が何をすべきなのか見えてきます。

 

次に対策です。もしテストばかりで開発ができないと悩んでいる場合、おそらく周りからは開発を頼みづらい人と認識されているのではないでしょうか?つまり自分が開発スキルを持っているというアピールが必要になります。「開発したい」だけではそういうタイミングを待つだけになってしまいます。開発をしたいのであれば自分でプログラミング勉強をして「こういうことができる」というアピール材料を持っておく必要があります。

 

 

ということでプログラマーデビューに失敗してしまったと感じている人を想定してアドバイスを書いてみました。周りでも最初でつまづいてしまいそのまま自信をなくし、退職をしてしまった人もいます。難しいと思いますが、まずは前向きに仕事に取り組んでみてはいかがでしょうか?

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  • 1986年生まれのjavaプログラマー。28歳の時に7年働いた販売士からプログラマーに転職をする。常駐先を転々としながら日々生きています。