未経験プログラマー物語【第三章 テスター編②】テストデータでCSVファイルを作る
貝リーダー「ではテストをするのにまずはテストデータが必要になる。テストデータはCSVファイルになるからまずはこいつを作ろう。ここにデータの仕様書があるからこれに合わせて各自作ってくれ」
そういわれて渡された仕様書には以下のような記載がありました。
半灰「えーと、CSVっていうのはカンマ区切り形式のファイルのことだから、カンマで区切られて5個分のデータが入っているということかな?でもCSVファイルってどうやって作ればいいんだろう…?」
解説
CSVファイルの作り方について解説します。
CSVファイルとは半灰が言う通りカンマで区切られているデータになります。上記仕様書を例にすると(01234567,半灰,東京都目黒区,01,00000000000)というデータが記載されていることになります。
ではどうやって作るかというと、Excelで作る方法が一般的です。Excelで作成する場合はまず以下のようにデータをセルに記載します。
そしてこのファイルを保存する時に、拡張子を.csvにすれば簡単にCSVファイルを作ることができます。ただし1点注意が必要で、Excelの場合数字を入力したときにデフォルトで先頭の0が消えたり桁が多すぎると予期せぬ値に変換されることがあります。そんな時はCSVファイルをメモ帳で開いて編集するという手もあります。メモ帳であればExcelで勝手に数字が変換されるようなことがないため安心になります。
慣れてくるとマクロを組んで自動的にCSVファイルを作成したりもできますが、半灰はそこまでまだできませんので解説もこの辺にしておきます。
骨川「ということでこうやってCSVファイルを作ればいいんだよ」
半灰「そうなんですね。ありがとうございます。」
骨川「じゃあこの仕様書のここからここまでテストデータ作ってね。よろしく~」
半灰「了解です。(え、めっちゃ量あるじゃん…)」