未経験プログラマー物語【第六章 リプレイス編⑦】転職活動開始

12月のリリースに向け作業も佳境に入ってきた。相変わらず帰宅時間は22時を過ぎているが休日出勤は禁止されているのでなんとかなっている。この休日を使って転職活動を開始することにした。この会社に転職してちょうど3年が経っていた。未経験でひろってもらったこの会社には感謝しているしまだお世話になろうと思っていたが、このプロジェクトで疲れてしまった。

早速転職サイトに登録し、求人をみてみると今より年収は上がるっぽい。これでますます転職しようと思うようになった。妻も疲れている私を見ているので転職に賛成してくれている。

 

転職サイトに登録して数日後「スカウトメール」というものが届いた。内容を見ると私の経歴に興味があり面接に来て欲しいといっていた。どうやら自分に興味を持ってくれている会社があるようだ。

早速面接を取り付け、面接をしたが感触はかなりよかった。年収は今より50万円くらいアップし、残業代もしっかり出してくれるようだ。月に20時間残業すると400万円くらいになる。今は終電まで仕事しているが残業しなくても今より年収がアップするのはかなり助かる。

数日後、2次面接という名の意思確認があり正式に転職することになった。今の案件が12月に終わるので1月から新しい会社にお世話になることで決定した。

未経験で転職活動をしていた時と比べると雲泥の差だ。やはり経験があると違うらしい。

 

 

解説


転職サイトに登録すると「スカウトメール」というような連絡がくることがあります。これは転職会社が送信していることもあるようで、実際に求人している会社がスカウトメールをしているケースはあまりないようです。

とはいえ実際にそれで転職ができたので結果オーライですが、中には「スカウトしてきたくせに落とされた」という事例もあるので注意しましょう。

 

さて、未経験から3年間プログラマーとして働いてから転職をすることになりました。経験があると未経験の時とは違いある程度会社を選べるようになるでしょう。また、未経験の場合年収が最低ラインだと思いますが経験を積んでいるということで大抵の場合年収もアップすることが多いようです。まぁアップするというよりは低かった年収が適正になったというほうが正しいかもしれませんが…。

 

 

つづく

 

プログラマ物語目次

soon
  • soon
  • 1986年生まれのjavaプログラマー。28歳の時に7年働いた販売士からプログラマーに転職をする。常駐先を転々としながら日々生きています。