熱で寝込んだ時は NIRVANA / NEVERMIND
NIRVANA / NEVERMIND
1991.09.24発売
1. Smells Like Teen Spirit
2. In Bloom
3. Come As You Are
4. Breed
5. Lithium
6. Polly
7. Territorial Pissings
8. Drain You
9. Lounge Act
10. Stay Away
11. On A Plain
12. Something In The Way
90年代を代表するバンド
私の年代でバンドをやっていればNIRVANAを知らないという人はいないと思います。だけどこのアルバムは発売が1994年なので今から26年前ということになる(2020年現在)。26年も経っていることがびっくりだけど、そうなるとNIRVANAを知らない人がいても普通になってきたのかなと思います。ということで改めてこのバンドとアルバムを紹介したいと思います。
といってもこのアルバムはとても有名なのでエピソードや逸話はごろごろ転がっています。そのエピソードをまたここに書くよりは私の主観から書きたいと思います。逸話が気になる人は調べてみてください。色々と面白いと思います。
熱で寝込んだ時に良さを知った
今でこそ大好きなバンドですが、一番始めに聴いたときは1曲目のSmells Like Teen Spiritくらいしか好きではありませんでした。いい曲が1曲目にあるアルバムという印象です。
そんなその他大勢だったバンドだったNIRVANAですが、ある日1人暮らしをしていて熱で寝込んでしまいました。あまり熱は出さない体質なんですがその時は結構苦しかったのを覚えています。苦しいからたくさん寝て体調を回復しなければいけないのに眠ることができない。そんな時に音楽を聴きながら寝ようと思い、たまたま部屋でかけたのがこのアルバムでした。苦しくて意識が遠のいていく中(少し大げさな表現ですが)このカートコバーンの声と暗いけど激しく素晴らしいメロディがとても響きました。「あぁこんなにいいアルバムだったんだ…。」そう思いながら眠りについたことを覚えています。
熱が下がって元気になってからはすっかりNIRVANAにはまってしまいました。BOOK OFFでNIRVANAが特集されている雑誌を買いあさり、カートの伝記を読んでもっと好きになり、DVDも買ってきて鑑賞し、たまにでる発掘された系の音源や映像もかかさず買うようになりました。
ちなみにこのアルバムは友達にお勧めしてそのままあげたことが1回、友達に貸したまま返ってこなかったことが1回あり、3回も買い直したアルバムです。こんなに何度も買ったアルバムは初めてです。
カートコバーンが27歳で自殺し、才能あるミュージシャンは27歳で死ぬという伝説があります。私も28歳になったときはついにカートより年上になってしまったということで感慨深いものでした。
カート自身がこのアルバムを気に入っていないこともあり、熱心なファンには次作のインユーテロの方が人気があったりしますが、それでもこのアルバムは名盤であることは変わりません。
聴いたことがない人はぜひ聴いてみることをおすすめします。