素人がテレキャスターのピックアップをP-90に交換しました
このブログでも何度か書いていますがRS GuitarworksのWORKHOSEの見た目が好きです。ただ本物を買うと30〜40万円もするので自分でそれっぽいギターに改造しようと考えました。
そもそもテレキャスターを持っていなかったので購入したのがBill Lawrenceのテレキャスターでした。
このギターを購入したのが2020年の12月です。価格は中古で54,000円でした。
そこから半年ほどは改造のための準備としてピックアップを買ったり工具を揃えていました。そして先日ペトロールズのライブをみたことを機に改造に取り掛かりました。
RS Guitarworks WORKHOSE
やることとしてはP-90を取り付けるためにフロントとリアにざぐりをいれる、ブリッジプレートを切断するというのが作業になります。
詳細は以下の記事で書いています。
パーツの取り外しと加工
まずはピックガードとピックアップを取り外しました。
ようやくテレキャスターの改造に着手しました。 pic.twitter.com/5Flyqr3cIx
— soon@engineer (@soonlabo) July 3, 2021
ピックガードが装着されていた箇所が日焼けされていなくていい感じに色が変わっています。RS GuitarworksのWORKHOSEっぽくてテンションがあがりました!
P-90ピックアップの位置を探る。 pic.twitter.com/oAUs0oNtIf
— soon@engineer (@soonlabo) July 3, 2021
試しにピックアップをのせてイメージを確認。いい感じになりそうです。
そしてブリッジプレートを切断します。このためにホームセンターで金属用のこぎりを購入しました。
全体を通してこの作業が一番辛かったです…。
予想はしていたけどブリッジ切るの大変過ぎる… pic.twitter.com/RTP9DBkZ6U
— soon@engineer (@soonlabo) July 3, 2021
なかなか切れず2日に分けてなんとか切断しました。切断後断面を金属用ヤスリで整え滑らかにしました。
そしてピックアップをとりつけるための加工。P-90はそのままテレキャスターのボディに装着できないためざぐりを入れます。
動画などをみると電動工具を使って穴を広げていますが使いこなす自信がなかったのでノミで彫りました。
ノミはホームセンターで2000円弱くらいで購入しました。このノミをハンマーで叩いて彫ります。
ノミを使うのは初めてだったのでyoutubeで予習をして少しずつ削っていきました。調整しながら削っていったので数日に分けて行いましたが思ったよりスムーズにできました。
ざぐりをしてブリッジも取り付けてみました。
ピックアップをはめる穴のふちはガタガタだしブリッジの切断面も曲がっているし仕上がりは決してキレイではないですがとても達成感はありました。大抵はピックアップカバーで隠れるので多少は仕方がないと割り切りました。
ノミでざぐりを入れる作業は楽しかったです!
ピックアップもしっかりはまります。
問題①ピックアップが弦にあたる
ここで試しにピックアップカバーをとりつけて弦があたらないか確認したところ明らかあたります…。
調べてみるとドッグイヤーカバーには高さが高いものと低いもので種類があるようです。私が持っているピックアップカバーはピックアップを購入した時についてきたものですが、ギブソンの箱物系用のものだったため高さが高いもののようでした。
ということで高さが低いタイプのピックアップカバーを注文し直しました。届くまで数日かかるので配線をしながら待つことにします…。
問題②配線がわからない
配線をしようと色々調べたのですがなかなか情報が出てきません。ポットは300Ωがいいとか抵抗をつけたほうがいいとか色々ありますがどうも不安です…。
散々迷いましたがここはプロにお任せすることにしました。
とある楽器屋に相談しに行ったところ思ったより安く取り付けてもらうことができました。
ピックアップは既存の抵抗にそのまま取り付けられたので大した作業ではなかったようですが、ブリッジプレートを切ってピックアップを取り外した時にアースも取り外してしまったのでボディに穴をあけてアース処理をする必要があるようでした。この辺はよくわからなかったのでやはり頼んでよかったです。
完成
完成したギターがこちらになります!
トーンノブとボリュームノブもRS GuitarworksのWORKHOSEっぽいものを探して交換しました。
ブリッジの切断がガタガタですね…。
ピックアップとピックアップカバーの穴がしっかりはまらず残念でした。P-90をもう少しちゃんと選べばよかったですがとりあえずこれでOKとします。
なんとか完成までいって一安心です。完成してみるとあまりWORKHOSEと似ていない気がしましたが、これはこれで渋い感じになってよかったです。弦を張って弾いてみましたが調整不足なのかピッチが安定しておりません…。この辺も調整しないといけないですね。
とりあえず早くスタジオに行って音を出したいです。
費用
費用としては7万円ほどになりました。通常の楽器屋でザグリを入れてピックアップを配線してもらうとなると3万円くらいかかるようですが、配線意外は自分でやったことでかなり安く抑えることができました。期間としては10日くらいかかりましたが、ほとんどの時間はピックアップカバーの到着待ちだったので作業自体は3日くらいでした。
その他に工具を購入しました。