2分間の疾走 fact / The fine day never last
fact / The fine day never last
2004年4月7日発売
1.Star from here
2.Was
3.Stretch my arms
4.Existence
5.Shine
6.Reborn
7.Keep
fact=真実
そう名付けられたバンド。日本で活動していたと思ったら海外へ行き、能面を被って逆輸入といった形で日本でブレイク。メンバーが増えたと思ったら解散してしまい、現在はメンバーが2つのバンドに分かれ活動しています。このアルバムは最初に世に出たもので、ここから私と長い付き合いが始まりました。
ある夏の日、音楽好きな友達の家に遊びに行きました。当時はまだ専門学生で休日の昼間だったのを覚えています。
「これ聴いてみて?」
そう言って聴かされたのが発売されたばかりのThe fine day never lastでした。
「うわっかっこいい!」
そう思った私は一度聴いただけで完全にfactの虜になっていました。特に1曲目のStar from hereが抜群にかっこいい。あっという間の2分間。それだけで十分でした。それから畳みかけるようにwas。まずタイトルがやばい。wasって!その日は家に帰る前にCDショップへ行って買って帰りました。
その後生産完了になってしまった影響でオークションで一時期5000円くらい値がつきましたが、売ることはありませんでした。
factと言う名前の宿命か、当時はネットで検索しても公式ホームページをなんとか探せるくらいでほとんど情報はありませんでした(余談ですが北ガスのfactがよくヒットした)。関東出身だった(はず)のでライブもそっち方面がほとんど。あまりに好きすぎて「北海道にもライブ来てください!」とホームページからメールしたら、なんとベースのTomohiroさんから返信がきてびっくりしたのを覚えています。「絶対行くからね!」みたいな内容だったと思います。
それからCDが発売されるたびに購入し、ライブも1度だけですが行くことが出来ました。ペンタゴンというfact主催のコンピレーションアルバムも購入し、再録されたStar from hereを聴いて踊ったのもいい思い出です。
気が付いたら能面をかぶって逆輸入みたいな形でブレイクしました、メンバーも増えたりと変化はありましたがずっとファンでいることが出来て嬉しいです。factはジャンルがよくわからないと言われますが、もうfactというジャンルでいいと思います。そんなバンドでした。