30歳目前でプログラマーに転職して意識したこと

28歳未経験でプログラマーに転職した自分は周りと比べて少し特殊だったと思います。周りの未経験者は新卒か20台前半で、同年代ではプロジェクトリーダーをしている人もちらほら。そんな環境のため誰にでも敬語を使ったり、自分の振る舞いはかなり気をつかいました。

今回は自分が実践していた身の振り方を紹介したいと思います。

きちんと挨拶をする(コミュニケーションをとる)


販売員から転職したこともありこの業界の人はずいぶんと挨拶をないがしろにしていると感じました。こっちが「おはようございます」と言っても目を合わせずに挨拶が返ってくるのはざらで、ひどい人だと目があっても知らんぷりする人もいました。挨拶は相手(お客様)を見てはっきりとするものだと教えられて(教えて)きたものとしては結構衝撃でした。

とりあえずそういうものだと割り切り挨拶はきちんとしようと決めました。通路ですれ違ったときや通勤途中に会社の前で会った時に積極的に挨拶をしているとコイツは挨拶してくる人だと認識されたのかみんなちゃんと挨拶をしてくれるようになりました。後から聞くとフレンドリーな人と思われていたようでプラスに働いていたようです。

また積極的に色々な人とコミニュケーションをとるように心がけました。知り合いが増えて気軽に話が出来る人が増えると自分が困った時に助けてくれる人が増えていくことになります。しばらくは嫌でも人に聞くことが多いので積極的に色々な人とコミニュケーションをとりたいところです。

調べればわかりそうなことは聞かない


わからないまま作業をするのはよくありませんがみんな忙しい人が多いと思いますのでわからないことはネットで検索するというのが基本です。

例えばリーダーなり同じプロジェクトの人から作業の説明を受けている時に

「DBからこの列を取得するSQLを書いて。ちなみにpostgresqlだからね。」

と言われたとします。ここで未経験者は

DB?

SQLを書くってどこにどうやって?

postgresqlって何?

となりますが、いちいち質問していたらちょっと嫌な顔をされると思います(これくらいは知っておけよというような指示ですし…)

どういう環境やツールを使うかは逆に聞いておかなければいけませんが、SQLなんかは調べればたくさん出てくるのでまずは調べながらやってみてわからないとかこれであっているか不安となったら聞くようにしましょう。

自分も初めはわからないまま作業をするのはよくないと思い、結構なんでも質問をしていた時期がありました。今考えると結構うざったかったのではないかと思います…。初めは逆にどういうことは質問していいかわからない部分もあり、ちょっとした指示も難しいと思いますがまずは自分で調べてやってみるという姿勢が大切です。

勉強をする


周りの未経験者と比べて10年くらいは遅れていると思っていたのでかなり焦りがありました。専門職なので常に勉強をしなければいけないという覚悟を持って転職をしました。通勤時間はjavaやSQLの本を読んだり、資格勉強をして資格を取ったりと勉強をしなければ一人立ちをするのが遅くなります。

ようやく最近になって一人でそれなりにできるようになってきたと思うようになってきましたが、常に勉強不足を感じています。

また周りにもきちんと勉強していることを少しはアピールしておくべきだと思います。もちろん勉強はしないといけないのですが、最初はどうしても仕事に直結するまで時間がかかるため側からは勉強しているのかしていないのかよくわからないと思います。なのでアピールといってもこれみよがしにするのではなく、さりげなく資格取得したことを報告するとか鞄に専門書を忍ばせておくとかそれくらいのアピールです。

要は「未経験で入ってきて周りの力を借りて仕事しているくせに勉強もしてないのかよ」と思われないようにするために勉強はしていると言えるようにしましょう。

最後に


自分が転職して意識していたことを書いてみました。

意外とせまい世界なので転職しても同じ現場で働く機会ももしかしたらあるかもしれません。

思わぬところで再開することもあるかもしれないのでコミニュケーションはなるべくとるようにしましょう。

※余談になりますがすぐ目の前にいるのにわざわざチャットで会話をするのにまだ慣れません…。

soon
  • soon
  • 1986年生まれのjavaプログラマー。28歳の時に7年働いた販売士からプログラマーに転職をする。常駐先を転々としながら日々生きています。