Developers Festa Sapporo2019で寺田佳央さんの講演を聴きました
本日はDevelopers Festa Sapporo2019ということで去年に続き有休を取って行ってきました。
朝から講演を聴いていたのですが、一番の目的であった寺田佳央さんの講演についての感想を書きたいと思います。
熱くさせてくれる講演でした
始めて寺田さんを知ったのは去年のDevelopers Festaでした。実はどういう人物か知らず講義を聞いていたのですが、もしかして日本で2人目のJava Championの寺田さんか?と思ったら寺田さんでした(笑)その講演で『勉強しないプログラマーはプログラマーじゃない』と言い切っていたのがとても印象に残り、とても熱いものを感じました。
今日の講演のテーマは『グローバル企業はどこに、そしてどうやって向かっているのか』です。今回もエンジニアが世界を引っ張っていくんだという熱い講演をして頂きました。こういう姿勢がとても尊敬している理由です。
与えられていた仕事をしているとつい忘れてしまうのですが、ひとりのエンジニアとして世の中のためになにか出来るというのはとても素晴らしいことだと思います。講演の中で障がい者の方がITの力で生活を豊かにしているビデオがありました。これを見てもし自分の子供が盲目になったり、腕がなくなったりして生活が困難になった場合、おそらく必死になんとかしようとすると思います。そしてエンジニアとして何か役立つことが出来るようになりたいと強く思いました。
kaizenと「いつもこうやっているから」
寺田さんは「いつもこうやっているからいままで通りに」ということは良くないことだと言っていました。現状に100%満足してしまうと改善をすることが出来ず、成長が止まってしまいます。
30年前、日本の企業は時価総額が世界的に見ても上位の会社が多かったそうです。しかし今はトップ50にトヨタが入っているだけ。IT企業が台頭してきて日本は完全に遅れている印象を受けました。もしかすると30年前、日本は現状に満足してしまったのかもしれません。
現状に満足せずに改善をしていく。言葉では簡単ですが、今までのやり方で結果を出してきた人にとってやり方を変えるのはとても難しいと思います。ただ、エンジニアであれば他と比べ変化に対応する能力は高いと思うので、まずは私たちで変えていかなければいけないのかもしれません。いち常駐プログラマーが大きなことを言ってしまっていますが、そういうモチベーションを起こしてくれるものが寺田さんの講演にはあったと思います。
また来年も講演をしていただくことを楽しみにしています。