FF12ゾディアックエイジをクリアしたので複雑なストーリーを解説(序盤のみネタバレ)
FF12をクリアしました!国同士の思惑などが複雑に絡み合いかなりやりごたえのあるゲームで面白かったです。
FF12ってストーリーが意外と複雑じゃないですか?というのも国が色々出てきて、「この国ってどういう立場のどういう国だっけ?」となってしまうことがありました。
FF12は発売当初に購入し、一度クリアしていたのですがその時はその辺の内容がよくわからないままクリアしてしまったので物語の半分も理解していなかったと思います。
今回改めてプレイをして物語の理解が深まりましたので「よくわからないまま終わった」「FF12ってどういう物語なの?」という方向けに序盤のストーリーと世界観を解説します。
ゲームスタートからヴァン操作までの世界観
物語の舞台は『イヴァリース』
公式では『剣や魔法、飛空挺が飛び交う、魔力と科学力が共存する世界』と表現されています。
まず覚えておきたい国が『アルケイディア帝国』『ロザリア帝国』『ナブラディア王国』『ダルマスカ王国』です。ダルマスカ王国が主人公ヴァンが住んでいる国です。
ゲームスタート時の世界図
この世界では200年近く『アルケイディア帝国』と『ロザリア帝国』が戦争をしています。
この2大大国は幾度も戦っては決着がつかずにいました。この状況を打破しようとアルケイディア帝国の皇帝グラミスは周辺国に武力併合を推進していきます。
皇帝グラミス
ナブラディア開戦
アルケイディア帝国は隣国のナブラディア王国にも外交圧力をかけていきます。
これに対抗するためにナブラディア王国は兄弟国であるダルマスカ王国と関係を強化するべく第二王子ラスラとダルマスカ王女アーシェの婚姻を取り決めます。
一方ナブラディア国内では同盟国であるロザリア帝国の軍を引き入れようと内乱が勃発します。
その鎮圧を名目にアルケイディア帝国のヴェインがナブラディアへ侵攻。兄弟国のダルマスカ王国とともに攻め落としました。実はこの内乱は陰でヴェインが糸を引いており元凶でした。
ナブラディア王国は『破魔石』の力により消滅してしまいます。
この戦いでナブラディア王国のラスラは戦死、妻のダルマスカ王女アーシェも死亡。さらにダルマスカの英雄バッシュはダルマスカ国王暗殺の罪で処刑され、ヴァンの兄レックスは国王暗殺の共謀者として捕らえられ、魔法などの自白を強要され精神を壊し、1年後に死亡しました。
それから2年後…というところでゲームではヴァンに操作が変わります。
真実と物語の概要
さて、物語が進んでいくとバッシュは捕らえられてはいるものの生きており、王女アーシェも生きていることがわかります(ラスラは死んでいた)。
ダルマスカ国王暗殺はアルケイディア帝国の陰謀で、すべて仕組まれたものでした。
王女アーシェはアルケイディア帝国をめちゃくちゃ憎んでおり、自分の力のなさを嘆きます。
「私に力があれば…」
ダルマスカ王国をアルケイディア帝国から取り戻すため『力』を求め旅をするというのが大まかな物語です。その過程で主人公たちのバックグラウンドなども明らかになっていきます。